〔能楽・謡曲をはじめよう~初心者のためのやさしいお稽古〕2014年07月16日 18:00

「能楽・謡曲をはじめよう」ご案内
謡曲の楽しさをお一人でも多くの方々に知っていただくために
やさしいお稽古の集まりをいたします。

能楽や謡曲についてまったく何も知らない、とおっしゃる方に
こそ、ご参加いただきたいと思います。

〔能楽・謡曲をはじめよう~初心者のためのやさしいお稽古〕

7月16日(水)18時から19時30分 
島根大学法文学部1階135教室
(島根県松江市西川津町1060)

7月17日(木)19時から21時
松江市総合文化センター【プラバホール】小ホール
(島根県松江市西津田6丁目5−44)

【お話】
「能楽・謡曲の楽しみ方」講師:槻宅聡
「江戸時代の松江と能楽」講師:小林准士
【お稽古】
「鞍馬天狗」(16日)
「高砂」など(17日)講師:門脇利尹(かどわき・としただ/松江喜多会)
【参加費】7月16日は無料、7月17日のみ500円


能楽・謡曲は、ご存知の通り日本を代表する古典芸能ですが、
松江藩においても盛んに行われ、城下町文化の基層となって
いました。趣味・教養としてだけではなく、交際や青少年育成
に役立つ社会的資源でもありました。

現在、文化遺産として世界に認められている舞台芸術として
の能楽は、このような堅固な土台があったからこそ、その輝
きを得られたのです。

数百年に渡って謡い継がれ、日本人の精神を養ってきた謡曲
は一方で、今や時代遅れの退屈なもののようにも思われ敬遠
される傾向にあります。数百万人と云われた謡曲人口も今で
は明らかな減少の一途を辿っています。この精神的な宝を伝
えていくためにも、いっしょにうたう仲間になっていただき
たいと考え、お誘い申し上げる次第です。   

島根大学の小林准士教授から城下町松江の能楽についてお話
があり、松江喜多会を長年率いて来られた門脇利尹先生が謡
の手ほどきをしてくださいます。

お話は両日ほぼ同じ内容になると思われますが、お稽古は
曲目が変わります。

7月16日(水)が島根大学内で学生・教職員の皆様を対象に、
7月17日(木)がプラバホール・小ホールにて一般の方々を
対象に行います。ご都合次第でどちらにお越しいただいても
差し支えありません。もちろん両日ご参加は大歓迎です。

なお教材を準備する都合上、ご参加の際はご連絡をいただける
とたいへん助かります。
日本の文化を愛するみなさまの、積極的なご参加を心よりお
待ち申し上げます。